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2014年07月28日

「らしさ」の研究4

民族的な「らしさ」もある。

農耕民族らしさ、牧畜民族らしさなどですね。

こうした「らしさ」は風土がつくったものです。

その地で暮らすためにもっとも合理的な方法で慣習が決まり、それが民族独自の「らしさ」をつくります。

その「らしさ」は働き方に応じた生活慣習の繰り返しで強化されてきました。

つまり、収穫という目的のために「らしさ」が形成されてきたのです。

この連載のテーマはまさしくそこにあります。

「らしさ」とはあなたの内部にもともとあったものではなく「目的」にこそあるのです。

幼児はお母さんに可愛がってもらうという目的のために、そのライフ・スタイルをつくります。

対象であるお母さんの性質が幼児の対応の仕方を決めていきます。

お母さんが情緒不安定であれば、幼児は天候をみるように心配しながらお母さんの表情を読み取ろうとします。

それは水性のライフ・スタイルになり「らしさ」が固まってきます。

両親の仲が悪くていつも夫婦喧嘩を目の当たりにしていれば結婚そのものに疑問を持つ大人になるでしょう。

結婚する意味がよくわかっていないのに、みんなが結婚すれば「自分もしなければ」と思います。

けれど本音はしたくないのです。

建前と本音が葛藤を起こしたとき、結婚できないような異性を好きになったりして本音と建前の折り合いをつけるのです。妥協ということでしょうね。

不安の正体はこの葛藤なのです。

人はむしろ「らしさ」から遠ざかっているわけではなく、あなたの日々の決定にこそ「らしさ」が実現しているのです。「らしさ」や「ほんとうの自分」はどこかに仮想としてあるわけでなく、今のあなたそのものなのです。

日々、「らしさ」を実現するために目的に近づこうとしています。

「本当の自分がわからない」「自分探し」などと言いますが、それがあなたの「らしさ」なのです。

「決定的な事態を避けたい」「責任ある立場になりたくない」「責任は避けたい」

そうしたことを実現するために「迷いやすい」という「らしさ」を日々発揮しているのです。


さて、「らしさ」は変えることができます。

続く



posted by 変才冨田 at 22:33| Comment(1) | TrackBack(0) | エゴギョウ入門講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする