玄米を食べ続けて50年
マクロビオティックの創始者・桜沢如一先生が、提唱した半断食法「七号食」を何度も実践した結果、「未精製の穀物(玄米・古代米・雑穀米)を好きなだけ食べても7号食と同じ効果が得られる」事を発見、『トミタ式七号食』の普及に努めています。

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2007年10月23日

連載7 食と動の統合

私「では今から、この姿勢が筋肉系の働きによくない影響を与えているかどうかを調べます。右手で親指と人差し指で輪をつくってください」
これはO(オウ)リングテストといわれるものですが、この場合は大きな力を調べるので筋反射テストの範疇になります。(参考図1)

私「しっかりと力を入れて私にはずされないようにしてください」
私が相手のくっついている指先をはずそうとします。相手は顔をゆがめて頑張ります。これでその人の生きてきた癖もわかるのです。スッと急に力を抜く人がいます。あきらめが良いというか、淡白な性格ですが、これは姿勢の関係で頑張れないということもあるのです。必死で負けまいと頑張る人は、文字通りどのようなことも努力しようとします。また、勝ち負けにこだわる性格的な面もあります。
この女性は、やってみると力はありますが指は離れました。
私「力はありますね。腕力に頼って生きてきたかも」(笑)
Aさん「そうかも」(笑)
私「では両腕を前に水平に出してください。(私が腕を下げようとしますので、下げられないように抵抗してください。(参考図2)
最初は一生懸命に抵抗しますが急に力が抜けて、カクンと腕が下がります。これは、それ以上抵抗すると腰に障るので脳が無意識に力を抜くのです。多くの人は二の腕の上部に力を入れます。そこが痛いという人も多いようですね。腕は頑張っても腰から折れて崩れる人も多いです。これはお腹に力が入らない人の特徴です。
私「やはり腰が良くないようですね。指の力とはぜんぜん違っていますね。アンバランスですね」
私「足のサイズは何センチですか」
Aさん「24センチです」
その人のサイズのテスト用を床に敷きます。
私「このインソールの上に立ってください」
Aさんがその上に立ちます。
私「どんな感じですか」
Aさん「気持ちいいです。土踏まずが心地いいですね」とニッコリします。

ほとんどの方はいろいろ感想を言ってくれますが、時々首を傾げて「よくわからない」という人もいらっしゃいます。これは非常に重要な問題が出ているのです。足裏が変化した影響を受けてなんらかの身体的変化がおきているのですが、それを察知できない状態になっています。こういう人は意識が強く、努力と頑張りで生きてきた人です。そのぶんだけ身体の変化に鈍感です。こういう人は身体が疲れて悲鳴を上げても、それが意識化できないのです。ある日突然糸が切れたようにして倒れます。数ヶ月頑張って数日突然休むというパターンになります。こういう人は意識が常に外向きになっています。自分よりも他者優先の生き方が目立ちます。また人生は「勝ち負けであり、競争だ」という人生観の方が多いようです。自分の身体的変化の声をよく聞いている人は適当に手を抜けますし、休みます。

私「ではさっきと同じテストをします。Oリングしてください。グッと力を入れてみてください」
このとき「あれ、不思議!すごく力が入っているみたいです」と感想を述べる人もいらっしゃいます。スポーツマンやかつてスポーツをしていた人に多いですね。これは、スポーツをしていた人は身体内部の観察力を培ってきたからだと思います。感性の豊かな人もわかります。
この方の場合は首を傾げています。やはり意識化が強すぎる人なのですね。

私「前頭葉の意識は気がついていないようですが、もっと奥の脳はわかっているかもしれません。ではさっきと同じように、私がはがそうとしますから抵抗してくださいね」
すると見違えるように力が入っています。
Aさん「えー、うそー」
こうした反応はよくあります。「さっきと同じ力ですか。さっきよりも力を入れていないのではないですか」と私を疑う人も多いのです。
そういう場合は「あのね、人を疑わないで自分の感覚を信じてくださいね。本当はさっきよりも力を込めているのですよ」と言います。
そうなのです。意識化の強い人は自分を信じていないのです。自分を信じていないので他者優先になっているのです。
私「さっきは指と腕の力だけで抵抗していたのですが、今はつま先から腰背中や肩まで、すべての筋肉が指先の力に手を貸しているのです」
私「では、さっきのように両腕を上げてください。抵抗してくださいね」
すると今度は鉄筋が入ったように少しも落ちません。まるで別人です。
Aさん「信じられないです。この敷いているモノのせいですか」
Aさんを紹介した女性「不思議やろー。みんなこうなるから何度見てもおもしろいわ」(笑)

私「このインソールの上に立った瞬間に姿勢が改善されて、その結果個別に働いていた筋肉が相談できるようになり、脳が力の入れ方がわかるようになったのですよ。もう一回やってみましょう」
Aさんの腕はやはりしっかりしています。そのままAさんに確かめます。
私「お腹に力が入ってるってことがわかりますか」
Aさん「わかる、わかる、力入ってます!」
私「では、インソールからおりてください。無しでもう一回やってみます」
もう一回両腕を前に出してもらい、さっきと同じテストをしようとします。
私「さっきできたからできそうな気がするでしょう?」(笑)
Aさん「はい、できそうです」(笑)
・・・、ところが
Aさん「アレッ、ぜんぜん力が入らない。お腹に力を入れようとしたのに、変ですね。もう一回してください!」
それでもだめで、再びインソールの上でするとしっかり力が入ります。
私「つまり、あなたのいままでの立ち方はお腹を使っていなかったということなのです。重心が狂っているとお腹に力が入らないのですよ。ではいままでどうやって立っていたのか・・・。背中と腰の筋肉だけ使って立っていたのです。
posted by 変才冨田 at 21:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 食と動の統合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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