自立について 9
モヤモヤ感を常に持っている人はセンスがあります。
モヤモヤ感覚というのは潜在意識からやってくるのです。
顕在意識は見えるものや表面的な理屈で容易に洗脳されますが
潜在意識は全体を感じる力があるので、表面的な理屈との矛盾をそれとなく察知しているので
感覚が生じます。
名探偵が現場で直感的に「臭い」という嗅覚が働いているのと同じです。
お婆ちゃんが来客に三つ指ついて挨拶するのは正常。
来客がお婆ちゃんだけ見ていれば正常な状態です。
けれど少し視野を広げればちゃぶ台に座っているお婆ちゃんを発見したらおかしいと判断できます。
最近は100歳時代到来と言われています。
それだけだと寿命が延びているのでそんなものかと思います。
けれども
それが後期高齢者の年齢を65歳から引き上げようという論理に容易に繋がると
やや臭みを感じます。
さらに一億総活躍時代と言われて臭さは増加して
やがては70歳までは働ける、みんな若いから、となれば
ああ〜そうか!年金の受給を70歳からにしたいのだとわかります。
100歳時代という言葉はどこから出て来たのかが見えてきます。
自分の存在する全体性は社会ですから、その動向(国の本音)が見えない狭い視野だと
本当のライフプランを自立的に選べないでしょう。
それにしても
年金に頼れない老後はどんなことになるのか、
対策が重要です。
自立して生きるにはお金が必要です。
お金は選択の自由にかかっているのです。