ヨボヨボした足取りの男性の後ろを観察すると
お尻の下方で内側にシワができています。
これは大臀筋の一部が消えてしまっているのでしょう。
さらには全体として大臀筋そのものが薄くなり力を失いげっそりしています。
それでも介護なしで一人でお風呂に入れています。
けれど、みていると今にもコケそうで心配です。
これは筋肉破産寸前です。
これが老後破産の原因ということになります。
まさか自分が老後破産するとは思わなかったと呆然と語る人が多いそうです。
一生懸命に真面目に働いてきたのに!
と続くパターンです。
真面目に生きれば間違いない、そういう思い込みは真面目な人が持ちます。
(実は、この世は真面目、不真面目は無関係です)
真面目に生きた→身体には不真面目
筋肉破産を起こすパターンです。
健康寿命を終えて死ぬまでの期間が要介護期間で
8年から11年だそうです。
二人の年金があるから大丈夫のはずが必ず一人になります。
そのイメージを持てないし、持ちたくもないのでしょう。
この介護期間に年金は吹き飛び、貯金を切り崩します。
これが老後破綻のパターンです。
そこで生活保護という社会的な救済策の出番のはずが
申請をしない人が多い。
なぜしないのかというと
@受けられるとは思っていない
A自己責任だからしない
B外聞が悪いから
ということで
生活保護費以下の収入なのに受けていない人が200万人以上存在します。
これに加えて
窓口で
貯金があったらダメ、なくなったらおいで!
家を売って、そのお金がなくなったらおいで!
子供は何してる、子供や親戚に相談を先にしなさい!
などと扱われ二度と申請窓口に行かなくなる。
経済的問題は自己責任論を言ってはいけないですが
筋肉の破綻は自己責任です。
今から歩きましょう。
息子娘は自分の生活のためにも、親に歩くことを勧めてください。
足楽です輪も必須品ですからプレゼントしてください。
さて
経済が破綻しないためにはどうすれば良いのか。