玄米を食べ続けて50年
マクロビオティックの創始者・桜沢如一先生が、提唱した半断食法「七号食」を何度も実践した結果、「未精製の穀物(玄米・古代米・雑穀米)を好きなだけ食べても7号食と同じ効果が得られる」事を発見、『トミタ式七号食』の普及に努めています。

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2017年06月01日

ターシャ トューダーの世界 私の感想文


以下は私の感想文です。

同じ映画を見ておきながら、この違いはなんでしょうね。笑

前回の感想文は感性で見て
私の感想文は恣意で見ています。
彼女は自分の視点 自分がどう感じたかを書いています。
自分がどう生きたいかにまで及んでいます。

一方私は自分が出てこないですね。
評論家のようです。
未来がある人と未来がない人の違いでしょうか


観てから外へ出ると一気に夢から醒めました。
都市生活者にとってターシャの世界は夢のようです。
都会人は浮き指どころか足全体がふわふわ浮いているようです。

ターシャからみれば都会こそ蜃気楼のような世界に見えていたのでしょうね。
実際映画館を出てから迷路のように入り組んだ地下通路をエスカレーターを何回も乗り降りしているうちに、これは悪夢かもしれないという思いがかすめました。
お金や名誉や出世を求めて、内心の火をお金や名誉や出世という不自然な人工木材で燃やし続ける人たちで都会は成立しています。
都会とは人が群れることで欲望を共有しあい、さらなる欲望を産生するところです。
一方、ターシャの世界は人が少なくなっています。自然という大きな対話者が目の前にあり、人々は自然との対話を通して共感しあえる人間関係が生まれています。
私たち都会人は自然を媒介にしないで関係性を作ります。

自然のゆったりした変化は人もゆったり変化させ、人も自然物であると気づかせ心に深い安心をもたらせます。

一方自然を仲介しない都会の人間関係はどうか。
人の心は急激な変化をしてお互いの心を不安にさせます。

都会的病理の土台はターシャのような生活から遠ざかった距離に応じているかのようです。

さて、ターシャのような生活に私たちは憧憬はするけれど、ため息つきつつ、自分にはできそうにないと思われます。

それはお金のある生活が染み付いているからです。
もはや私たちは否応なく後ろから急き立てられて動く奴隷です。
奴隷状態から脱出するには、働き方改革レベルではなくもっと深いところから掘り起こさねばならないでしょうね。

都会で子供を産み育てるという行為も、大きな視野で見れば新しい奴隷を生み出しているようです。
お先真っ暗です。

都会生活者はお金を稼ぐ機能をデザインした人だけが生きる。
けれどそれは蜃気楼の世界です。
バターだと思ってマーガリンを食べる。
イチゴが入ってると思ってイチゴ風味の香料食べる。
イチゴの形した化学肥料食べてる。
種のできない野菜食べてる。

私たちはマジックの世界で生きている。

都会生活で五感を使って
今を生きるほどに
優れた奴隷に成っていく。

ターシャの世界から生まれたターシャの言葉は奴隷の世界で生きる奴隷が聞くと違う意味で考える。

ターシャはアメリカがアメリカであった頃の30年代までを懐かしむ。
私は元々懐かしむ世界さえ持っていない。

私自身が蜃気楼だったのです。

けれど、自分が蜃気楼の世界で生きていると自覚させてくれたのは

ターシャです。

蜃気楼を本当だと騙されて生きることと
これはマジックだと自覚するのとでは天地の差があります。

世界には事実と真実があり、
事実の生活の向こう側に真実の生活を見ておく必要があります。

家族関係にも血で繋がっているから家族という事実の向こうに
真の愛ある家族関係があります。
愛のない家族関係もあるのです。

血で繋がっていなくとも愛ある家族関係も成り立ちます。
坂爪さんの「ごちゃ混ぜの家」構想はそういう視点がありそうです。

機能的にデザインされた家族は役に立たねば認証されませんが、
アートを基盤にした家族は居るだけで良いという愛を基盤にした真実の家族関係です。

こうした愛を基盤にした家族関係は自然という媒介無くしては成り立ち難いですね。

ターシャはむしろ花のない雪に覆われた冬が好きだと言っています。
全ての季節を認証できているわけです。

どんなことも楽しいと言っていたターシャは全てを受け入れて生活をしていたのです。

そこに愛ある本当の生活がありそうです。

田舎に引っ越してしまいそうです。


posted by 変才冨田 at 12:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 認め合うということ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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