玄米を食べ続けて50年
マクロビオティックの創始者・桜沢如一先生が、提唱した半断食法「七号食」を何度も実践した結果、「未精製の穀物(玄米・古代米・雑穀米)を好きなだけ食べても7号食と同じ効果が得られる」事を発見、『トミタ式七号食』の普及に努めています。

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2008年11月29日

連載 顔の望診法4

南北は「知った」のです。
食と運命の関係を。

実に「知る」ということは運命を決するのです。
けれど「知った」ところで、それだけで終わる人もいます。
こういう人を縁なき人というわけです。

つまり、こういうところに「素直さ」という徳があるかないかが試されるわけです。

さて、南北が「運命は食にあり」と腑に落ちるには一年間の体験と人相見との衝撃的な出会いにあったわけです。

腑に落ちるには体感と知の両方がが必要なのですが
ここでは論理的になぜ「食が運命を決する」のか考えてみます。

運命という漢字にその論理がちゃんと述べられているのです。

「運命」、つまり命を運ぶと書いているわけです。
命を運ぶのはなんでしょうか。

それは二本の脚なのですね。
脚が命を運んでいるのです。
脚が衰えるとともに運気は落ち始め、先が見えてきます。
脚が重い、だるい、痛いでは何もする気が起きなくなるでしょう。

脚はなんのためにあるのでしょうか。
歩くため?
違います。
なんのために歩くのでしょうか?
漫然と歩くのでしょうか?

歩くことの根源の意味は「餌探し」なのです。
端的に言えば腸が食べたいと欲するので
腸を脚で餌のあるところに運んでゆくのですね。

つまり脚は腸のために存在するわけです。

脚がだめになれば野生の動物であれば洞穴でうずくまっている以外にないのです。
断食状態になるわけです。
断食は自然治癒力を回復させる好機になり、うまくいけば回復し再び野山を駆けることができます。

人間は協力し合える社会を創ったため野生から脱け出しました。
そのために脚がだめになっても餌の方から電話一つでやってくるようになりました。

本来食べられない状態の人が食べられるのです。
そのために自然回復力が働きにくくなりさらに悪化します。
脚が良くない人は少食にしなければいけないはずが食べ過ぎることになります。
その結果脚の能力を越えるような肥満になりさらに悪化します。
一人でお風呂にも入れなくなり介護が必要になるのです。

「食が運命を変える」というのは何を食べるかだけでなく何を食べないかも含めての話なのですね。

話を戻します。
脚は運命を担ってはいますが運命そのものを決するわけではありません。

「腸が食べたいと欲する」ことこそが運命そのものの原因なのです。
人生への意欲の出発点は食べたいという意欲なのです。
人生の原点は食にあるわけです。
食への意欲がなければ何事も始まりません。
食欲はあらゆる高次なものも含めて食欲が原点なのですね。

わたしは二十歳の時に人生の悩みの根源について考え抜きました。
その日も徹夜で考えていました。
でもいつものように眠ってしまったのです。
早朝眼が覚めました。
「あーあ・・・、今回も解答がみつからなかったなー・・・。」
そのとき「あー、腹減った・・・。」そう独り言を言いました。
突然、解答がやってきました。
「人はじっとしていても腹が減る存在なのだ。」と。
じっとしていても腹が減るので仕方なく洞穴から這いずり出るわけです。
野山に出れば同じように腹を減らした人や動物に出会います。
ここからさまざまな人生のストーリーがつむぎだされるのですね。

この人生の悩みの根源についての解答はいまだに自信があります。
釈迦の解答である「四苦八苦」よりもシンプルな解答です。
「四苦八苦」は結果であり原因ではないのです。
煩悩の原因は「じっとしていても腹が減る」というところから発するわけですね。

実に人の悩みの根源は「口」にあるわけで
人口問題とは食の問題なのです。
人頭問題ではないのです。

銀行口座ともいいますね。
銀行に口が座っているわけです。
口座が少なくなると悩むことになります。
経済問題とは簡単に言えば人々の口に入る食べ物の問題なのです。

そういうと
「いや、人はそんな物質的なものではなく、もっと精神的な存在だ。」と反論があるかもしれません。

わたしは言います。
人は口の問題を解決する過程で高度な精神性を持ちえたのだと。
物質と精神、どちらを優位とみるのかという提示の仕方が間違っているのです。
物質的なものの解決をする過程で精神を発達させてきたのです。
精神は物質的なものを土台にしてこそ豊かになったのです。

やや今回は理屈っぽい話になりましたかネ・・・。






posted by 変才冨田 at 02:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 顔の望診法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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