玄米を食べ続けて50年
マクロビオティックの創始者・桜沢如一先生が、提唱した半断食法「七号食」を何度も実践した結果、「未精製の穀物(玄米・古代米・雑穀米)を好きなだけ食べても7号食と同じ効果が得られる」事を発見、『トミタ式七号食』の普及に努めています。

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2008年11月28日

連載 望診法3

さて、入門を許された南北は不眠不休で三晩研修を受けて
江戸へ旅立ったのです。

それからの研鑽ぶりは今までとは別人で、後年水野南北と称し観相の大家となりました。

無給で髪結いになり顔の望診をしながら身の上話を聞き顔と境遇の関係を勉強しました。
顔だけでは的中率が100%にならないと判り
銭湯で背中流しをして全身を観察しました。

さらに最悪の運命をたどった処刑される人々の観察に及び遺体を洗いつぶさに観察をしました。

ついに「万に一つの誤り無し」という観相家として知れ渡りました。
南北の家の周囲を観相を望む人々が列をなしたといいます。

南北はある真理に至りました。
それを著した本の題名は
「食で運命が変わる」でした。
その本は当時のベストセラーになったのです。

彼自身が麦飯で運命を変え、一生をつつましい食で過ごしました。
全ての人々の運命も食で運命が決まることを喝破したのです。

ある観相会にての質問に答えています。

質問「放蕩三昧だが食はつつましい人と、食は贅沢三昧だがまじめに生きている人とではどちらが運勢のよい一生を送るか?」
南北「当然食がつつましい人が満足な一生を全うする。」

食と命の関係を見通したからこその卓見といえます。

ところでなぜ南北が運命を変えることができたのか。
麦飯を食べたからか?
それは確かにそうなのですが
もっと以前に人相見の意見を素直に聞いたからなのです。
素直と傲慢は対極の位置にあります。
傲慢ではいつまでたっても気付きが得られないのです。

南北は「素直」という徳をもっていたために救われたわけです。
チンピラであったのも気付きの縁がなかっただけだったのですね。

なぜ、食が運命を決するのか?次回に述べることを虚心坦懐に聞き分け
今までの自分の考えはいったん外において
素直に受け入れていただければと思います。

これを次回に述べて「はじめに」を終了します。


posted by 変才冨田 at 20:32| Comment(1) | TrackBack(0) | 顔の望診法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いや〜、あなた様の文章はいつ読んでも惚れ惚れいたします。どうしてそこまで分かりやすくおもしろく書けるのでしょうか。これからも読み続けます。
Posted by 切り干しれん根 at 2008年11月28日 22:08
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