これまでをまとめておきます。
私たちは徹底して自然環境や社会環境に支配されています。
人間以外の動物は自然環境に完全依存しています。
自然環境の変化に気づいて自身をそれに合わせて適応しています。
それが動物の自立性であって、自然環境を変える働きはしません。
(数百万年という長期で考えれば植物は自然環境を変えていますが)
動物は完全に植物に命を依存しています。
したがって依存対象である植物を知らねば自立性など生まれるわけもないのです。
己の拠って立つ依存先を知ることは自立の条件なのです。
私たちの命は身体、特に自律神経に依存しています。
自律神経を知ることでそれを強化できるライフスタイルを選ぶことができます。
社会にも依存しています。
社会の本質的な仕組みを知ることで未来をイメージできます。
これはゴール設定には必要なことです。
お金にも依存しています。
お金の本質を知ればお金に依存せず、お金から自立できます。
さらには人間関係にも依存しています。
依存していることに気づけば世間から独立できます
自立は人生の主題です。
自由な生き方をする為に自立します。
自立とは経済的に自立しているのは一つの条件ですが
経済的自立しているからといっても精神が自立しているわけではありません。
したいことができない!
という人は「何か悪い思い込みを抱えている」のです。
その思い込みから自立することが人生の本質的なテーマなのです。
では、どうするか。
実践しか克服する方法はないのです。
精子は放出された時は受精能力もないのです。
長い遊泳の旅路を試練にして力を付けて受精能力を獲得します。
ゴール設定をしましょう。
そこから旅の始まりです。
ゴール設定は現時点でのイメージで決めれば良いのです。
実践するうちに力が付けばいつだって変更しても良いのです。
スタート時の幼稚な思考で決めたことだと気づくのは進化したからです。
ゴール設定しただけで、それがいかに重要なことかがわかります。
ナビで目的地を入力してボタンを押すと進路が一気に表示されます。
つまり、今いる場所がわかるのです。
ゴール設定のない人は今自分の立つ場所を知らなくて良いのです。
そういう人は大きな視点が得られないので今だけの判断と行動が積み重なります。
直感で十分だという人がいますが、直感は系統的な経験値で鍛えられるものです。
単なる直感は右往左往と時に暴走となるのです。
自分の立ち位置がわかることは、判断力の土台なのです。
次回はゴール設定の条件について書きます。