玄米を食べ続けて50年
マクロビオティックの創始者・桜沢如一先生が、提唱した半断食法「七号食」を何度も実践した結果、「未精製の穀物(玄米・古代米・雑穀米)を好きなだけ食べても7号食と同じ効果が得られる」事を発見、『トミタ式七号食』の普及に努めています。

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2018年09月06日

多量のブラックノイズに支えられてスーパーヌカはこうしてできる

これを見てください。E7D82AA8-96EA-4E0A-B0FB-2A6898A03EA5.jpeg
蒼の元米は陸稲です。水田ではなく畑です。
限界集落の山です。
したがって収穫時に多量の砂や土、小石、枝、葉っぱ、生きた虫や死んだ虫
いろんなものを巻き上げて収穫します。
そこで最初はオランダ製の最高級風選機で土や砂を飛ばします。
風速60mです。オランダはチューリップなど花の栽培が盛んです。
タネの土を除くのに風選機が進化したのですネ。
写真の最初の塊が玄米に付着していた土砂です。
次の塊は石取り機で大きめの石や小枝葉屑などを取ります。

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最初の粉はヌカです。これは玄米の表層のヌカで酵母菌やヌカがビッシリ付着しています。
けれど雑菌も多いので畑に撒かれて最高の肥料になります。
次の2つは雑草のタネを取り除いたものです。
黒いタネがネムの実です。これが非常に硬くて「ジャリジャリする」と石と誤認される評判の悪いものです。
けれども麹菌や酵母菌も多く付着しており腸内活性の役に立つものです。
マア悪役で嫌われものです。飲み込んでいただければ良いです。
山で栽培されているとこうしたものが極力除いても混ざってきます。

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さらに極小のタネや屑米やゴミが除かれて、ヌカができます。
これも農業用です。

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最後にやっと「蒼の元米」の成熟米ができます。
みなさんに販売しているものは緑の多い未成熟米です。

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この成熟米を胚芽を残して精米したものが
「スーパー胚芽米」です。
この精米時にできたヌカと未成熟蒼の元米のヌカがブレンドされて
やや蒼みがかったヌカが「スーパーヌカ」です。

全行程をお見せすると13段階です。
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収穫時の重量の四分の一になります。
こんな行程で精米をしているものは他にありません。

書くのが疲れました。

けれど、

本当に書きたいことはこれからです。

自然界におけるブラックノイズのことです。


これまでに書いてきたのは自然界に通奏低音のように流れている
聴こえない音についてでした。
ブラックノイズですね。
聴きたい小鳥のさえずりだけを漉して、ノイズは捨てるという脳の働きです。

食べたい実だけ残してあとは捨てる。
雑穀や雑草のタネや虫はブラックノイズですね。
これが入ると苦情の原因になります。

言いたいことは、これらは余計なものでなく

食べたいものを食べられるようになるにはこのブラックノイズが必要ということです。

要るものは要らないものの分厚さがあってこそ生まれるということです。

見えるものは見えないものに支えられて現象するということです。

蒼の元米やスーパーヌカ、胚芽米をいただく時に

見えない背景を想像してください。


しかもスーパーヌカは生鮮野菜のような扱いを受けています。

ヌカができたらすぐに

特別な三層構造のフィルムに収めています。

酸化させない工夫です。

初期のスーパーヌカよりもさらに手間かけて進化しています。


posted by 変才冨田 at 21:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする