玄米を食べ続けて50年
マクロビオティックの創始者・桜沢如一先生が、提唱した半断食法「七号食」を何度も実践した結果、「未精製の穀物(玄米・古代米・雑穀米)を好きなだけ食べても7号食と同じ効果が得られる」事を発見、『トミタ式七号食』の普及に努めています。

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2008年02月17日

支配の仕方の裏表

人を支配するときには積極的と消極的の両面がある。

前者は直接的だ。自分のペースで巻き込み、そもそもyesかnoかも聞かない。
有無を言わせないのだ。有無を言わせないことにその人は意味を見出している。有無も言わないでついてきたことを確認すれば、自分の支配力の強さを誇示できる。

後者は陰湿である。愛されているという確認が必要で「かわいそうな私」を演じる。
つまり甘えたなのだ。おむつが取れていない状態だ。
甘えたの男に愛情深い女性、甘えたの子どもに愛情深い母親。

前者も後者も依存心だけがあり、依存する相手への配慮はまったくない。
つまり、依存心の強い人は必然的に自己を中心に考えているのだ。

赤ちゃんの場合は強く泣く、これが前者の人。
弱弱しく泣くのが後者。

どちらも相手を制限し拘束する。
目的は同じ。

人に支配されたくないというのがこの人たちの特徴なのだが
人の感情の動きにだけは敏感で、それ次第で自分が左右される。
つまり、非常に支配されやすい状態になっている。
父親が大嫌いだ、と言っていた青年がいる。夕食時に父親が帰宅すると食事もやめて自室にこもるのだという。

「君はそんなにも嫌っている父親に支配されたくないのですね。
でも父親のことを考えるだけでむかつき、イライラしている。つまり君は君自身の感情を父親にゆだねてしまっているのじゃないか。
支配されていない状態とは、その人の感情や行動が気にならないということですよ」
10年以上も前の会話を思い出しました。

posted by 変才冨田 at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

つまらない、面白くないというのは

おもしろきこともなき世をおもしろくすみなすものは心なりけり

 
 この歌は、明治維新の奇兵隊で有名な高杉晋作の辞世の歌である。司馬遼太郎の「世に棲む日々」(文春文庫)によると、結核で死の間際に、辞世の歌をということで、必死の思いで「おもしろく」まで書き下したが、そこで息が切れ、そばにいた野村 望東尼(もとうに)が、その下に「すみなすものは 心なりけり」と付け足すと、晋作はそれでよいというふうにうなずいて、「面白いのう」と言い、まもなく昇天したことになっている。
以上、引用


ある仕事を「つまらない、面白くない」と言うのは、そういうあなたがつまらない、面白くない存在だからだ。

「すみなすものは 心なりけり」なのです。
あなたの心が生気を失っているから、なにもかもがつまらなくなる。

戦後まもなくの首相に吉田茂さんがいた。
この人は戦前外交官としてアメリカに赴任したが、与えられた仕事は送られてきた電報を大使に渡すだけだった。
「俺のような能力のある人間をこんなつまらない仕事をさせるなんて!]
と愚痴ばかりいってやる気をなくしていたそうです。

それを叔父に言うと

「ばか者。その仕事は誰よりも早く情報を知ることができるのじゃないか。その電報を渡す前に、自分ならその内容に対してこうする、こう考える、大使より先に考えておくのだ。その後、大使が実際にどうするのかを観察すれば大変な勉強になるじゃないか」
と諭したと言います。

吉田はそれを聞いて鬱屈がなくなったといいます。

要は本人の心の問題であり、考え方のもんだいなのですね。

今やっている仕事はあなたの本意ではなくとも、きっと未来に必要でやっていることなのです。
その未来のなにに役立つのかを今の仕事の中身をよく観察することなのです。

テレビでこんな青年も出ていました。
彼はワーキングプアなのですが
自分はチラシ撒きの名人だと誇りに思っています。
渡すときにさまざまな工夫をして短時間で誰よりも早くたくさん配ります。
チラシ撒きに面白さを感じ工夫をしているのです。

問題は彼の技能を派遣会社が認めないので、ワーキングプアなのです。
わたしなら彼をチラシ撒きのプロとして教育係りにするのですけれどもね。

その人間観察眼はきっと将来役立つのです。
但し、そのためには彼の社会への視点が拡がらなければいけないですけれどもね。

わたしはどちらかというと冒頭の晋作の心情に近いですね。
「この世は退屈だから、退屈しのぎにいろいろやろう」
といった感じですかね。
「だからいろいろ体験しよう。なにをやったって子どものごっこ遊びなのだから」
と、いつも思っています。

posted by 変才冨田 at 03:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする